イカリ消毒は、総合衛生管理のリーディングカンパニーとして、環境衛生・食品衛生・公衆衛生の分野で、
すべての人が安心して暮らせる持続可能な社会の実現に貢献しています。
当社の原点は、船舶におけるネズミ駆除業務にあります。
創業当時から私たちは、「駆除」よりも「予防」を重視し、害獣が発生してから対応するのではなく、
そもそも発生しない環境をどうつくるかに着目してきました。
この姿勢は、単に問題を解決するのではなく、未然に防ぐという本質的な価値を大切にするものであり、
現在の環境への取り組みにも脈々と受け継がれています。
環境問題への関心が高まる今、私たちはその重要性を「改めて認識する」のではなく、
「ずっと向き合い続けてきたこと」として受け止めています。
単なる時代の流れや社会的要請に応じて始めた取り組みではなく、イカリ消毒の原点には、
いつも「人と自然が共に健やかに生きる環境を守りたい」という強い想いがありました。
この想いは時代を超えて今もなお、私たちの企業活動の隅々に息づいています。
持続可能な社会を築くことは、特別な使命ではなく、私たちにとって当たり前の日常の一部なのです。
その象徴が、IPM(総合的有害生物管理)という考え方です。
むやみに薬剤を使用せず、自然との調和を図りながら、衛生的な環境を守るこの管理手法は、
長年にわたる現場での経験と知見から生まれた、私たちの信念の結晶です。
IPMの推進こそが、私たちにできる最も重要な環境保全活動であると信じています。
これからも、専門的な知識と技術を活かし、一人ひとりの暮らしに寄り添いながら、
次の世代に豊かで健やかな未来を手渡していくために、より高い衛生管理とサステナビリティの推進に努めてまいります。

健康で快適な生活環境を守るため、人や環境に配慮し、調査に基づいた対策立案から実施までトータル的にサポートし、持続可能な社会の実現をめざします。
● 有害生物防除
● 施設設備環境改善(工事・清掃)
● オンライン監視 など

ご家庭の食卓に安全・安心な食をお届けするため、食中毒・異物混入・アレルギー事故などの発生を未然に防ぐ、衛生管理の総合的なコンサルティングをご提供いたします。良品の製造サポートを通して、食品ロス削減をめざします。
● 検査分析
● 一般衛生管理
● 食品安全の各種規格認証サポート
● 従業員教育・衛生監査 など

「広く社会のために環境事業を通じて明るい健康的な街づくりに精励しよう」という経営理念のもと、専門知識をもった技術者が、人に危害を加える危険生物や感染症から人々の健康・生活を守ります。
● 環境や施設の調査・駆除・除染 など

イカリ消毒は、「美しい街づくり、それが私たちの願いです。」をスローガンに掲げ、1959年の創業開始から今日に至るまで、環境事業を通じてお客様へ衛生管理のサービスを提供してまいりました。そして、その想いは、現在に至るまで徹底して引き継がれており、持続可能な開発目標(SDGs)と足並みをそろえて、持続可能な社会の実現に貢献していくものです。
この度「サステナブル調達方針」を策定いたしましたのでお知らせします。
イカリ消毒が、お客様やパートナー様をはじめとするステークホルダーの皆様から信頼され、選ばれる企業であるため、SDGs(持続可能な開発目標)やサステナビリティ(持続可能性)を重視し、調達活動においても企業の社会的責任を果たします。
イカリ消毒では、お取引先様とよりよい関係性を築き、ともに社会的責任を果たしていくために、調達方針に基づきお取引先様へのアンケート、および実地監査を行います。
以上
バイオマスプラスチックを使用したCO2削減事例
イカリ消毒は、2022年4月から施行された「プラスチック資源循環促進法」の対応として、年間約210万個使用している「オプトクリン捕虫紙※」を、環境負荷の低い「バイオマスプラスチック仕様」に切り替えました。
この「バイオマス オプトクリン捕虫紙」は、従来のオプトクリン捕虫紙と比べて、植物由来のプラスチックを25%以上使用しています。
これにより、CO2排出量を約70%削減し、石油資源の節約に貢献しています。
※捕虫紙とは
食品工場や飲食店など防虫対策で使用する機器に使う交換式の粘着紙です
https://www.ikari.co.jp/products/optclean8/
公益財団法人日本さくらの会とともに、日本全国各地へさくらの苗木を贈る
「さくらふるさと街づくり運動」を長年にわたり推進しています。
渡良瀬運動公園のさくら並木(栃木県)
1970年イカリ消毒が初めてさくらを植樹した
はじまりの土地です。
イカリにおけるさくらの植樹運動は1964年(昭和39年)東京オリンピックの年まで遡ります。日本の国花であるさくらを介して暖かい心の絆が生まれることを願い、国内だけでなく、遠くキリマンジャロの麓、中国・タイなどのアジア諸国へも贈られました。
さくらの植樹運動には、健康で明るい生活環境づくりへの願いが込められています。
樹林地や草地等の緑地は、大気浄化、気象緩和などの快適生活環境形成に係わる様々な機能を持っています。樹木の中でも、さくらは大気浄化が高い種類の一つでもあります。さくらの苗木は財団法人日本さくらの会にご協力を頂き寄贈しています。この運動が、多くの人々にとって、社会をとりまく生活環境・自然環境に感心を持つことのきっかけになることを願いながら、活動しています。

自然と人との関わり・繋がりの大切さを多くの方に身近に感じてもらうため、さくらの鉢植えをお配りしています。さくらの鉢植えは、上手に育てると美しい花を満開に咲かせ、癒しと安らぎを与えてくれます。お配りしている鉢植えは、生産農家と社会福祉法人の皆様にご協力いただいて製作しています。
接ぎ木の準備
満開のさくら鉢植え
鉢植え出荷準備(社会福祉法人の皆様)
「美しい街づくり、それが私たちの願いです。」という理念の下、一般就労が困難な地域での障がい者雇用の創出に取り組んでいます。イカリ消毒は、2019年1月、長崎県五島市に障がい者就労拠点「しあわせ工房」を開所し、取組みを通して地方創生にも貢献しています。