特集

月刊「クリンネス」より

食品工場の「やってはいけない」

シリーズ⑫ 最終回 管理者の心得 
/イカリ消毒株式会社
大音稔

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月刊クリンネス

 食品衛生管理を工場の中で進めていくにあたり、「管理者」の役割は非常に重要です。管理者の考え方や態度、言動によって、衛生活動の成果は大きく変わってくるといっても過言ではありません。管理者の心得として注意すべきことを確認してみましょう。

● 現場をよく見ずにルールを作ってはいけません。
清掃洗浄など、食品衛生のためのルールやマニュアルを作るときには、現場の状況をよく確認してからでなければいけません。実施することが困難なルールを作っても何の意味もありません。
● 教えたつもりになってはいけません。
従事者を教育するときには、さまざまな工夫が必要です。理解してもらうための努力を惜しんではいけません。教えた後は、理解したかどうかをアンケートや現場点検を通じて確認しましょう。
● 現場点検・確認を怠ってはいけません。
問題やその予兆がないかどうかを定期的に確認しましょう。仮にルール違反を見つけても叱責するのはもっての外!「なぜできないのか?」をよく聞きましょう。

 従事者は管理者の行動をよく見ています。ルール違反をしている管理者の言うことを、素直に聞く従事者はいません。従事者の「模範」となるべく振舞うことが管理者として最も重要なことです。