特集

月刊「クリンネス」より

食品工場の「やってはいけない」

シリーズ⑦ 手洗い 
/イカリ消毒株式会社
大音稔

最新の「クリンネス」の情報はこちら→

月刊クリンネス

「食品工場での仕事は、手洗いに始まり、手洗いに終わる」とよく言われるほど、手洗いは食品衛生上、最も重要な行為の一つです。「手洗い」という行為自体は、家庭など食品工場以外のところでも行いますよね?しかし、食品工場での手洗いには、製造している食品に悪影響を出さないように、「やってはいけない」ことがあります。

● 流水だけで手を洗ってはいけません
石けんを使わずに洗うと逆に手のシワにいた雑菌が浮かび上がり、よけい「汚れた状態」に!
● 爪の間まで洗うことを忘れてはいけません
爪の間は雑菌にとって絶好のすみかです!爪ブラシなどを使って丁寧に洗いましょう。
● すすぎ後の乾燥を怠ってはいけません
濡れた手は雑菌がつきやすく、また殺菌剤の効力を低下させてしまいます。ペーパータオルやエアタオルでしっかり乾燥させましょう。
● 最後に殺菌を怠ってはいけません
食品工場での手洗いは、殺菌まで行うことが必要です。手洗いだけでは落とせていない雑菌をアルコールなどでやっつけましょう。
日常の手洗いと食品工場での手洗いの違いを理解し、実践しましょう。

 円滑に業務を進めるためには、この「ホウレンソウ」を積極的に行うことが重要です。特に「これを言うと怒られるからやめておこう」、「失敗したことは恥ずかしいから隠しておこう」など、「悪い情報」を報告しないことは最もやってはいけないことです。それが原因で大きな事故に発展することもあり得るのです。  業務中にいつもと違うことやおかしなことを感じたり、見たりした場合は、すぐさま「ホウレンソウ」することを心掛けましょう。