特集

月刊「クリンネス」より

食品工場の「やってはいけない」

シリーズ⑨ 清掃・洗浄 
/イカリ消毒株式会社
尾野一雄

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月刊クリンネス

 清掃・洗浄は、食品にバイ菌や異物が付着しないようにするための非常に重要な作業です。清掃・洗浄を失敗すると、バイ菌や汚れの除去不良、使用する洗剤や殺菌剤などの残留などが起こります。食品工場で働く人は、清掃・洗浄での多くの注意事項をよく知っておく必要があります。注意事項の一例を以下に記します。

● 決められた手順(使用薬剤、使用器具、希釈倍率、清掃・洗浄の順番など)を破ってはいけません。微生物の除去不良や洗剤の残留が起こり、それらが食品を汚染します。他の食品の食材や添加物が混ざることを防止するために、道具を使い分けるのも良い方法です。
● 破損したり汚れている清掃用具を使用してはいけません。清掃・洗浄する行為自体が、食品を汚染する原因になります。
● 清掃用具の保管場所が汚れていてはいけません。せっかくきれいにした清掃用具が汚れます。
● 洗浄前と洗浄後のものを、一緒に保管してはいけません。せっかくきれいにしたものに汚れが付着します。

 以上の内容は、清掃・洗浄作業で食品に問題を引き起こさないために非常に重要です。清掃・洗浄は重要な作業だという意識を持って、作業にあたりましょう。