特集

月刊「クリンネス」より

食品工場の「やってはいけない」

シリーズ⑤ 記録 
/イカリ消毒株式会社
尾野一雄

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月刊クリンネス

 食品工場では、自分たちが実施したことや確認したことの記録を残さなくてはいけません。それは、後で作業を見直したり、実施したことを対外的に証明したりするために必要だからです。最近では、「やりました」「やっています」と口で言うだけでは信用してもらえません。そのため、記録もただ書いていれば良いということではなく、「活動を証明できるもの」「見直しができるもの」としてしっかりと残しておかなくてはいけません。
 ここでは、「やってはいけない記録のつけ方」についていくつか紹介します。記録する際には注意しましょう。

●作業終了後などに、まとめて記録してはいけません(記憶を頼りに書くと、実際とは異なってしまうかもしれません。記録はリアルタイムに記入しましょう)。
●時間や温度などの数字は、省略して記録してはいけません(「10時54分、80.3℃」というように、しっかりと正確に書きましょう)。
●修正したことがわからないような方法で、修正してはいけません(修正液や消しゴムなどを使って修正してはいけません。二重線で修正して、横に正確な数字と自分の名前を書き、誰がどのように修正したかわかるように記録しましょう)。

工場ごとに他にも記録のルールを決めています。自社のルールを確認し、しっかりと守って意味のある記録を残していきましょう。